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北軽MANA HOUSE 準備日記

2日の夜から北軽井沢へ。
春が始まったばかりの北軽井沢は例年に比べて木々の芽吹きも
遅いよう。でも、この一週間で日ごとに唐松林がうっすら緑が濃くなり
落ち葉を掃いた庭には小さな芽吹きがそこここに。自然界の生命力は
凄い!と改めて感じる。

今年、やっと亡父から引き継いだ北軽井沢の山荘の改装を行う目処が
ついた。簡単に地元の工務店さんに頼んでちゃっちゃかやっても良かった
のだけれど、なんだかんだと自分の中の腑に落ちるまで3年かかった。

自分自身の子どものときからの夏の想い出、父がしまい込んでいた過去の
時間、そして私が知らない新しい家族との時間。そんなものがたくさん
詰まった家の片付けにはそれだけの時間が必要だったみたい。

今回、一番私の中で負荷がかかっていた父の蔵書を一気に片付けた。
大変ありがたい事に、片付け隊の仲間が集まって下さり、途方に暮れかけた
私の背中を押しながら、効率よくサポートしてくれた。こういう作業は
一人では本当につらいもの。感謝感謝!(皆様、本当にありがとう!!)

壁二面にぎっしり詰まった本の中には、文学全集の初版ものや、父が
仕事で使い古した辞書、また父の翻訳した本の在庫等、私としては
さくさく捨てられないものばかり。でも、そうやって迷っている間に
随分と痛めてしまった。何度もごめんなさいと言いながら、古本屋さんに
送るもの、資源ゴミで捨てるものに分けた。

地元の方がちょっと顔出して下さった時に、本の山を見つけて一部は
地元の小学校へ寄付する段取りをしてくれた。少しだけ、ほっとした。
本を捨てるのは、どうもすごく抵抗がある。その割に、大切に保管
できなかったのだけれど・・・

今回の改修の設計監修をお願いするのは、私のムサ美短大時代の師で
建築家である鈴木喜一氏。旅する建築家でありスケッチブック片手に
気がつくとふらっと旅している方。私が20年も前に彼から授業を受けて
いた頃、旅の中で出会った風景の中にとけ込む家やアノニマス(無名性の)
家に「家」の本質を見つけてしまい、建築家としての在り方に疑問を持ち
ながら大切なものを大切と言い続けながら、仕事を続けている。


改修工事もいろいろと手がけていて、自然素材や手仕事をできるだけ取り
入れる。敢えて声高に「エコ」と言わずとも、結果エコフレンドリーな
家に仕上げる。そんな、先生の塩梅が私の中でとても心地よい。
まさか、自分が師匠のクライアントになるとは思わなかったけれど、快く
引き受けて下さり、この冬から少しずつ準備が始まった。
打ち合わせを重ねながら、改めて授業を受けている気分になったりして。
(宿題もちゃんと出るし)

先日の打ち合わせで、この夏には工事ができるように動く事に。
やっと、迷走していた私のココロも定まってきた。

父の想いを引き継ぐつもりでいたのだけれど、やはり私が引き継いだ訳で
自分自身の為に新しい空間にしようと思う。願わくば、それが周りの仲間や
これから出会う仲間にとってもクリエイティブな時間を過ごせる場所に
なればと。

ほとんどの荷物を運び出してがらんとした空間が、どんな風に生まれ変わるのか
わくわくしてきた

それにしても、良く働いた連休だったなあ~ ふう。

鈴木喜一建築工房のサイト↓
http://www.ayumi-g.com/ks/ks.html
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