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言葉のカタチ

最近、養護学校の先生であり作家でもある山元加津子さんの
「宇宙の約束」という本を読んだ。テーマはかなり深く重いこと
まで至るのに、とっても柔らかで素直な文章で伝えてくれる。かつ
大学の専攻が理系だっただけに、裏づけはとてもしっかりしていて
説得力もある。たくさんの「気になること」が書かれていた本だった。
その中に一つに、とても興味が湧いた。

養護学校に通う子供達はいわゆる「知的障害」などを持つ。
でも、障害とはあくまでも「正常」と名づけた「標準」があるという
前提での話で、実は障害ではなく個性であったり突出した能力
だったりする。本の中でその子供達のことに触れる一説の中で
「言葉のカタチ」を見られる子がいるとあった。

別に語学を学ぶわけではなく、知らない国の言葉を聞いたり
見たりしてもその意味が「見える」のだそうだ。その子にとって
言葉はカタチとして伝わり、違う国の言葉でも意味がわかるという。

その子曰く例えば「ありがとう」なら、あるカタチがあって、それは
他の国の言葉で「ありがとう」を意味する言葉と同じ形なのだそうだ。

昔から「言霊」というように、正にその子はこの言霊を見ているの
かもしれない。よくよく考えれば言葉は確かに言葉から生まれた
わけじゃなく、人間がそこに在るものに「名づけ」て生まれ、体系化
されてきたのだろう。最初は多分「あー」とか「うー」というような「音」で
しかなかったはず。

その音に思考や物質的な情報や感情、そして本質的な情報などなどが
乗っかって「言葉」が生まれてきた。

「言葉」の前に「言霊」があった。
当たり前のことのようだけれど、目から鱗が落ちた。

私の場合、ここでまたフラメンコへと繋がるのだが、日本はスペインに
次いで二番目にフラメンコ人口が多い国なのだそうだ。その中で恐らく
多くの人がスペイン語は理解しない。これは、自分も含めて謎の一つ
でもあったけれど、言葉の「意味」が分からずでも、観ずることがあって
こうして踊ったり歌ったりすることはその「言霊」に触れているからなの
かもしれない。

山元加津子さんのブログ
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テーマ : スピリチュアルライフな生き方 - ジャンル : ライフ

Comment

心にしみます。

読みながら、うんうんと思わずうなずき、へえ~と驚き…。
言葉ではうまくいえないけれど、
とても、心にしみました。
ありがとう!

ありがとう。

ちか子さん ありがとう。
これまでたくさんの国の言葉と出会って
私も共感するところがありました。

面白いよね。

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