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『降りてゆく生き方』

少し前のことになるけれど、『降りてゆく生き方』という映画を観た。

タイトルにあるように、まさに今の時代を生きる私たちへ送られた『生き方』
へのメッセージに満ちた映画で、経済のグローバル化、森林、食(農)、限界
集落の現状などを捉え、これから向かうべき一つの方向を示している。
グローバル経済や人間が作り出したテクノロジーよりも、やっぱり自然界の
いのちのつながりがもっともパワフルなんだよね、と語る。というか、私は
そう受け取った。

エンターテイメント映画ではないので、映画として云々ではなくその成り立ち
と育まれ方がとてもユニーク。

まず、脚本は200人の実際に「いのちのつながり」と共に活動している方々に
インタビューと300冊に及ぶ本をベースに作られた。日々、その現場に居る
人たちの生の声がそのまま台詞になり、また、中にはその本人が登場したりも
する。なので、大切な台詞の一つ一つに瑞々しい響きがあった。

出演者は武田鉄也さんや苅谷俊介さんなど俳優さんが主要な役柄を演じる
一方で、撮影場所となった新潟県全域に呼びかけ、エキストラや映画作りの
ボランティアを募集し、集まった1700人余りの方々全員を採用しまさに
実際画面にもたくさんの方が現れた。また、映画の中で学校に森作りをする
場面があるのだけれど、これも実際に地元の小学校にスタッフとボランティア
が植林をするといった、どこまでフィクションでどこまでノンフィクション
なんだかわからない。演技力はどうであれ、なんとも温かい。

広報活動も徹底的に草の根的な「つながり」にこだわる。
いくつかの場所で「試写会」を行い、「これはいい!」と思った人たちが
友人に勧めたり、自分で上映会開いたり、こうしてブログやメルマガで
紹介したり・・・私も実際購読しているメルマガで知った。ピンと来てすぐ
申し込んだのだけれど、あっという間に満員御礼となった。

上映スタイルも大体、『生き方』について対話するワークショップが合わせて開催
され、映画を観終わった後にこの映画の素材となった方々の講演や対談、観客との
対話などが行われいたり。伝えたいことを言い放つだけでなく、何か、そこに集ま
った人達と「つながる」時間を持つ。

終った後もなんとなく交流会のような感じになった。名刺の交換なんかもして
みたりすると、ビジネス系から農家の方、学生、主婦まで幅広い方が集まって
いた。プロデューサーの森田氏は企業法務などを扱う日々ビジネスの現場で生きる
弁護士でありながら今回の脚本も手がけた。16歳のときにお母さんを亡くし、その
経験から「いのち」や死生観を持って生きてきたそうだ。この経験が今回の映画の
中にも込められている。スタッフの中には、先日までNYの投資銀行に勤めていま
したという方もいた。私が勤める会社の本社とつい最近までやり取りしていたとか。
はっきりしたテーマとユニークなスタイルの映画に反応して集まるわけだから、皆
何かを持ち寄ってきていて、当然シンクロも起きたりして。

一人一人の方となぜ、今ここに来てこの映画を観ているのですか?と、もっと
お話してみたくなった。色々な想いや、それぞれに観ている「現実」があると想像
する。私は立ち行かなくなって今の生業に入る以前は、垂直に上に昇っていくより
も水平に広がる大地を歩いてく方向にそそられて旅をし、芸能に携わったりしてきた
訳だけれど、当時は今ほどその水平方向が注目されてはいなかったと思う。どちら
かと言えばあまり理解されず寂しいなと思うことが多かった。でも、今改めてその
大地からマグマがモリモリと湧き出るように、自然界からの揺り動かしが、そこに
繋がる人たちを通して広がっているなあと実感する。そして、それぞれに細々と活動
していた人たちが手を取り合い、大きな輪を作り出している。まだまだ、世の中には
恐怖や不安から生まれる不都合もたくさんあるけれど、命あるものの本能である
「生きようとする力」が確実に働いていることを感じる。自分ひとりが何をしても・・・
ということではなく、まず、自分は大いなる自然の営みの中に生き、自分自身の中
にもこの「力」をあることを知り、それを活かすることからすべては始まる。そして、
根を張り、枝を伸ばしながら周りと繋がってゆけばいいのだ。



次は大阪で8月29日に上映される。↓ 以下、事務局からのお知らせです。

いよいよ関西初上映もカウントダウントなってまいりました。
心待ちにしている全国のみなさまに、さらなる朗報です!!

映画「降りてゆく生き方」の関西での初上映を記念して
無料特別イベントを開催いたします。


日本を代表する環境やCSR分野のビジネス情報誌として有名な「オルタナ」の
森摂編集長と、映画「降りてゆく生き方」プロデュース・脚本/弁護士の森田貴英
が、これからの日本社会において必要とされる「公益型企業」や「公益資本主義」
について、それぞれの豊富な職務経験をもとに、語り合います。

森摂氏は、日本経済新聞社の経済記者を経て、「環境」と「CSR」そして「志」の
雑誌「オルタナ」を創刊され、日本はもちろん世界中の最新状況を把握され、日本
の「環境」と「CSR」分野において主導的な役割を果たしておられます。

森田貴英氏は、企業法務やファイナンスの分野でビジネス弁護士として多様な
経験をもっています。そして、映画「降りてゆく生き方」の製作を通じて、環境、
教育、福祉、農業、地域づくりなどの分野においても精通するに至っておられます。

今回の特別企画では、森氏と森田氏とが、日本中で活躍する社会企業家・教育者
などの取材映像をみながら、どうやったら「公益型企業」がつくれるのか、「公益
資本主義」がどうしたら実現するか、などを、具体的な実例を通してとことん語り合
います。

参加者の皆さんとのインタラクティビティもお得意なお二人なので、対話型の充実
した企画となることうけあいです。皆さん、奮ってご参加下さい。

=========================
★映画「降りてゆく生き方」関西初上映記念特別企画

どうやったら「公益型企業」「公益資本主義」を実現できるか?
~「オルタナ」と「降りてゆく生き方」から考える「次世代型経営」~

=========================
●講師:
・「オルタナ」編集長 森 摂(オルタナ公式サイト)
・映画「降りてゆく生き方」プロデュース・脚本/弁護士 森田貴英
●日時:8月28日(金) 午後7時~(2時間程度を予定)
●会場:大和ハウス工業本社ビル 会議室
http://www3.daiwahouse.co.jp/officeHP/shiten_map.asp?officecd=100
(大阪市北区梅田三丁目3番5号/tel.06-6346-2111)
●募集人員:100名(限定)

ご注意:席には限りがありますので、定員に達した時点で
募集を締め切らせて頂きます。ご応募はお早めに!

●参加費:無料
●申込み方法:
以下のアドレス宛に必要事項を記載し、「メール」にて申込みください。
・必要事項>>お名前/住所(都道府県のみ)/性別/年令
●申込みメールアドレス→ osk28@nippon-p.org
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[関連情報]
●8月29日ー映画「降りてゆく生き方」大阪上映情報
http://www.nippon-p.org/blog/2009/07/post_62.html
●8月30日ー鑑賞者限定「生き方」発見!スーパーイベント
http://www.nippon-p.org/blog/2009/08/_in_osaka.html
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テーマ : 生き方 - ジャンル : ライフ

最良の日、再び

無事にライブ終了!
雨の中、お越しいただきましたみなさまに心から感謝の一言!

準備から当日までいろんなハプニングもありましたけれど、それもどこかで
楽しめるような時間だった。もちろん、無事に終了したからだけれど。

企画している3人の踊り手が北海道、群馬、東京と離れていて
更に、今回の二部のキーパーソンとなる飯塚真紀さんはスペイン在住と
準備の段階でこの距離のためにすぐに集まれるわけでもなく
すべてはメール頼り。時にもどかしく思うこともあったのだけれども
逆に、それだからできることに絞ることができてよかったのかもしれない。

そして、そんなハンデやハプニングをものともしないメンバーの反射神経と
頼れるギタリストさん、やる時しっかりやってくれるカンタオールさん、
そして寄り添ってくれたパルメーラさんのお陰さま。

自分自身の踊りについては、いつものように正直者の私で
『やっちゃいました』顔してしまったけれど、開き直りも 手伝って、楽しかった~
みなさん、すんません

やっぱりアレグリアスが大好き!!と改めて。
できなかった足は精進するのみ。あとは、もっと自分の中のアレグリアスを
育てたいなあと思う。

今回は一部が踊り手三人のそれぞれのソロ。そして、二部はペーニャ
(愛好家の会)という形に。ヘレスという町で感じたおおらかなフラメンコの
空気感をお客さんと一緒に味わえたらと思って企画。とはいえ、実際どうなるか
わからないからどきどきだった。

しかし、そんなどきどきをよそに予想以上にお客様のノリが良くて、
最高に楽しかった~~~!

ああ、こんなことしたかったんだ~と思いながら舞台に立ち、お客さんからの
温かい空気を味わっていたな。

客席から舞台に普段着で上がってきて、それぞれの歌声やギターを披露して
くれた仲間やわが師匠。一人一人素敵で、主催者自ら『いいもの戴きました!』
という気持ちに・・・

また、けん引役の飯塚真紀さんの魔法にかかってフラメンコをまったく
やったことがない人もいつのまにブレリアのリズムの輪をつくり、その中で
一振り踊る。しかも一回じゃ収まらず、もう一回やりたい!という声もあったりして。

うまいとか下手ということでなく、私は今ここに居てすばらしい!というメッセージを
一人ひとりの方が表現してくれた。そして、その皆さんに対してそこに居たみんなが 
「オレ~!」と賞賛していた。感動。。。

愛するフラメンコの根っこにある何かをそこに居た人みんなで共有できたこと、
涙が出るくらいうれしかった。

みんなが繋がれるところを探って、複雑なフラメンコのリズムを シンプルに
伝えられる飯塚真紀さんの底力。 やっぱりすごいなあ。

企画したメンバーとはヘレスで出会い、たった一週間だったけれどフラメンコと
共に濃い時間を過ごし、5ヶ月を経て一つの舞台を創れたことで、それぞれの
ヘレスの時間を自分たちの中に刻み込むことができたかなと思う。

またしても、フラメンコやってて良かった~と思う一日となった。

友人が撮ってくれた写真より・・・

Artista

Alegrias

Bailaoras


次は9月3日、アルハムブラ!カルメラのライブ。よろしければ是非!
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