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~旅日記~ 宮崎・日向にて

10月の最後の週末、友人が企画したイベントに参加するために宮崎は日向まで
出かけた。昨年、その友人が主宰するハワイアンフラ・スタジオの大きな発表会を
観に行ったのが初・日向体験。あの土地の空の広さと湿り気のある南国の柔らかい
風がとても気に入った。サーフィンのスポットでもあり、ハワイアンフラがとても馴染ん
でいる感じ。同時に、日本の神様の存在もあちこちに感じられるというなかなか面白
い土地だ。前回はその発表会の後に高千穂まで足を伸ばし、日本の古事記の神様
達と出会った。

友人は8年前にフィンドホーンの体験週間にも参加したことがあり、以来、フラはもち
ろん心や魂の世界と真摯に向き合ってきた。地元でのフラ教室として大きく成功も
していたが、昨年の発表会を期に教室を縮小して自分の学びの時間を増やし、更に
深いフラの精神の伝授と同時にフィンドホーンで得たLove in Action~全ての命
のつながりを尊重し、愛をもって行動する~ というメッセージを日向から発信して
いこうという方向転換を図った。その友人は実は還暦を越えているのだけれど、
そのエネルギーと前に進んでいく力は本当に脱帽ものだ。

土曜の朝早い便で宮崎に向かい、午後1時半からオートキャンプ場のロッジの中で
12人の輪ができた。地元から、そして逗子や神戸から集った仲間や初めてお会い
する方々が集り、フィンドホーンの体験週間で行なうセイクレッドダンスやゲームなど
をした。最初はちょっと緊張しててもすぐに童心に帰って遊び出しちゃうのがこのダン
スやゲームの楽しいところ。あっという間に打ち解ける。
ここで繋がったエネルギーはこの旅の間中参加した皆さんの中に回っていた。

夜は日向のお伊勢様と呼ばれる大御神社の宵祭りへ。海岸に面してあるこの神社
は岩肌にぶつかる波音が勇壮で、そしてとっても開放的。神様が座って海を眺めた
という神座やさざれ石がある。うっすら日が暮れた中で境内の真ん中に舞台がしつ
らえられていて御神体を中心に五色の布や竹で結界ができていた。徐々に人が
集りだし、我々も早速友人のご主人が席取りしていてくださった舞台前に陣取った。

この祭りの目玉は地元の有志の方々が舞う『天翔獅子』。この獅子舞は実は伝統
的なものというわけではない。現在の宮司様は毎朝海で禊をするのだが、約10年
前のある朝、禊を終えて空を見あげると旭日に染まる天空を翔る獅子をみたのだそ
うだ。それを御祭神の啓示と受け止め、この獅子を「天翔獅子」と命名し、獅子舞の
創作を始めたという。

金獅子、父親、母親と子供の親子獅子が二組、計7匹の獅子が次々に、時に
重々しく、時に猛々しく、時に可愛らしく舞う。テンポも速くとってもエネルギッシュ!
舞台を縦横無尽に使い、時には観客の間と飛びまわり厄難削除、開運招福を祈願
して頭をパクっと噛んでみたり。天翔獅子の魂が乗り移った舞手たちの躍動感が
腹に伝わってくる。私もしっかりパクッとしていただき大満足。
この10年、この宵祭りはいつも晴れ。獅子たちが雨雲を追い払うのかな。翌日は
待っていたように午後から雨が降ってきた。

今回の企画の軸にこの宵祭りがあった。日向に生まれ、日向の太陽の恵みの中で
育った友人がまずはここから始めたかったのがとてもよく分かった。この夜この獅子
舞を見て、歓喜する子供達にとって、この一夜の思い出がこの土地や家族、そして
町や町の人たちとの繋がりと愛を育むのではないかと思う。これぞ“Love in Action”の根っこ。

この宮司様や地元の皆さんの情熱は、一部の政治家さんたちが愛国心を育てる
ためにと日の丸掲揚や君が代の斉唱を強制させるよりもずっと有効なものではない
かと思う。国を愛する心は歓喜とともに足元から始まるのではないか。

祭りの後は、途中参加の方々も加わり宴となった。色んな世代のフラガール達が
代りばんこに踊る。私はフラ違いのフラメンコ。手拍子だけのバックだったけれど
気持ちで踊った!ちょっと照れたけど。祭りの夜は長い。5時おきで空港に向った
私は途中で退散したけれど、お酒の強い日向のフラガールたちの宴は続いたようだ。

また、好きな場所が増えちゃった。次の再会を楽しみに。。。
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テーマ : 旅日記 - ジャンル : 旅行

73歳の今ココ

この週末、北軽井沢の母の家で過ごした。そこに、母の高校時代の
同級生のおばさまが訪れてきた。

二人は高校時代からの友達で、かれこれ60年近いお付き合い。
それだけでも天晴れなのだけれど、つくづく尊敬するのは二人とも
73歳にして現役というところだ。

母は北軽井沢に住むカフェのオーナー、そしてフィンドホーンの
日本語体験週間のオーガナイザーであり、トランスフォーメーション
ゲームのファシリテーターでもある。次々と新しい人たちと出会い
世代関係なく友達になり、好奇心の向くままにさくさくと出かけていく。
そんな幅広い交遊関係を持つ母の周りには、母を慕う私と同世代や
もっと若い人たちが集って下さる。私はそんな母をたいしたものだと
思うし、尊敬もしているが若い皆さんが母に抱く感覚は実のところ
自分の親のことだけにあまり実感した事が無かった。

しかし、今回その母の同級生のおばさまに久しぶりに会い、お話しながら
思わず、私も70歳を過ぎた時にはこうありたいとつくづく感じた。

そのおばさま、現役のアマチュアジャズピアニスト。
ひょんなことから40代でエレクトーンを習い始め、50代でジャズピアノに
転向。興味の赴くままにあるバンドの公募に申し込んだことがきっかけで
演奏活動をはじめた。以来、アマチュアのピアニストとしてすでに20年
近いキャリアとなる。現在は5つのバンドに所属して毎日練習やライブの
演奏や鑑賞に忙しくしているとこのこと。

今回はその内の一つのバンドで10年以上も一緒に活動されている
30歳年下のお仲間の男性と一緒にやってきた。彼はプロの演奏家で
普段はミュージカルのオケピットに入って演奏したりしているそうだ。
あるとき、バンド仲間を探していたそのおばさまが、いきなりスカウトして
からのお付き合い。二人は他のメンバーと共に1920年代のスウィング
ジャズや映画音楽を中心に演奏しているそう。親子ほどの年の差が
あっても全く関係ない。音楽という共通言語を持つ二人の会話はそばで
聞いてても楽しくなる。

「私は生涯現役でいこうと思うのよ。」

と、さらりとおっしゃる。思わず、「私もそうなりた~い!!」と共感した。
こんな風に素敵に年を重ねている人に出会うといいようの無い勇気や
希望が湧いてくる。なるほど、これが母の周りに集う人たちの感覚なの
かも・・・と思った。

母とおばさまの会話も時折昔の話も交わりつつも、今それぞれが関心
あることを夢中になって話している。素直に、素敵だなと思った。

それぞれ、これまでに人生に楽しい事ばかりではなかった二人。今でも
その全てが解決したわけでもない。それなりの悩みを持ちつつも、でも
今ココのこの人生の時間を存分に楽しんでいる。「年の功」かもしれない
けれど、このお年だからこそ今、手にしている人生の時間の価値を人任せ
にせず、自分で創造することはそうそう容易い事でもないのではないか
と思う。

今日、私はまた一つ年を重ねた。この二人に比べたらまだまだ、若輩者で
足元にも及ばないけれど、これからの自分の人生の時間にワクワクしてくる。
踊っているのか歌っているのかわからないけれど、ほがらかに30年後も
現役でいるぞと一人、決意表明。

お二人ともどうぞ、長生きしてください。そしてお二人の存在に感謝します。

テーマ : 幸せになる考え方 - ジャンル : 心と身体

内なる静けさと一体になるために・・・

5リズムズ (=5 Rhythms ファイブ リズムズ ) というダンス・ワークがある。
11月から12月にかけて、そのワークショップの企画に一部参加することに
した。

このワークはニューヨーク在住のアーティスト、ガブリエル・ロスが考え出した
フリームーブメントのメソッド。もう一つの言い方をすれば動的瞑想。5種類の
リズムの流れの中で、カラダを思い切り動かし、エネルギーを発散し、マインドから
解放された後に、すこーんと内なる静けさの中にダイブし、今ココに立つ、
というもの。

ゆっくり体感覚を味わいながら始まるFlow (フロー)、ビートのはっきりした
リズムに力強く呼吸を吐きながら動くStaccato(スタッカート)、十分にあった
まった体の内側から余分なエネルギーや滞りを放つCaos (ケオス)、
すっかり軽くなったカラダは重力から解放され、無邪気に踊るLyrical (リリカル)
そして最後は、すーっと自分の内側の静けさと出会いそこに寄り添うように
動きが内々へと入っていくStillness (スティルネス) - 止まるのではなく
ただただ、自身とこの宇宙の呼吸と共に在る感覚。

非常に奥深く、『ダンス』とか『瞑想』とか一つの分野として定義するのはなか
なか難しく、いつも簡単に説明しようとしても舌足らずな感じがする。

私がこの5リズムと出会ったのはフィンドホーンだった。プログラムの合間に
フィンドホーンに住むティーチャーのデボラのクラスを受けたのが最初。
何となく踊ってみたいなと思って参加したのだけれど、私の中の『ダンス』と
『瞑想』が再定義された経験となった。以来、その奥深さを探求する一方で
多くの人に経験して頂きたいと、そのデボラを呼んでワークショップなどを
企画するほどの入れ込みよう。

フラメンコを既に踊り始めていた私はやはり『ダンス』は振り付けがあって踊る
ものと思っていて、また瞑想も静かに座って集中して行うものだと言うアタマが
あった。

しかし、この5リズムの『Wave』(5つのリズムを一通り踊りとおすワーク)で
その両方が合体し、その両方の持つ奥深い領域を垣間見た気がした。
呼吸とカラダを感じながら、生まれてくるものに任せて動きたいように動くのが、
ダンスの根本なのだなあと感じた。また、カラダを動かすことで内から外へ外
へと解放し、いらないものを放出したできたスペースいっぱいに『私自身』が広がる。
全てが一つになるこの感覚、これが瞑想を通して得る感覚なのではないかと。
(もちろん、鍛錬された修行者の方々はこれを座ったままできる訳だけれど。)

最初は、かっこよく踊りたいという見栄や人が見たらどう思うだろうという自意識
に邪魔されてしまった。でも、その場にいる熟練者たちの動きを見ていると、あっと
いう間に自意識がはずれ、自分自身とその場(空間とそこにいる他の人たち)と
しっかり繋がり始める。ケオスでは本当にケオス!!そんな彼らを見ていると
恥ずかしがっている方が残念な気分になってくる。自意識が取れた後の解放感は
正に、自由な世界。一体感を味わっている人たちの動きは、とにかく美しい。
鍛錬されたダンサーに感じるような美しさがあると思う。

まだまだ、奥深い世界の向こう側は見えない。自由と言う感覚の更なる奥を
知りたくて、今年の終わりにむけてまた5つのリズムの旅をしてこようと思う。

普段カラダを動かす事が無い人、踊るなんてとんでもない、リズム感ないから
ダンスは無理!と思っている方には特にお勧めしたいワーク。本当の意味で踊る
快感を是非味わっていただけたらな~とココロから思うのでした。

テーマ : 心と身体 - ジャンル : 心と身体

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